更年期障害を乗り切る為の運動
体力が下降している更年期の世代は、適度な運動をすることによって更年期障害を和らげる効果があります。肥満・血液の循環悪化、手足の冷え・肩こり、腰痛などの症状は運動不足から起こるものが殆どです。
体力が下降している更年期の世代は、適度な運動をすることによって更年期障害を和らげる効果があります。
肥満・血液の循環悪化、手足の冷え・肩こり、腰痛などの症状は運動不足から起こるものが殆どです。
軽いランニングは骨密度の安定や上昇を促します。また、レジスタンス運動※1は血中の脂質を改善し、筋力の向上を促します。
精神的にも運動の継続は、体の変化に伴う達成感が得られ、ストレスの発散にもなり自律神経を安定させる効果もあります。
骨粗鬆症と運動の関係
骨は運動をすると負荷がかかり、その刺激によって骨の血液の循環がよくなり、骨代謝が活性化され、カルシウムが定着しやすくなります。
逆に運動をしないと刺激がなく、カルシュウムの定着がしにくくなり、骨粗鬆症などの原因を招いてしまいます。
特に更年期の女性は、エストロゲンの減少によりカルシュウムの生成が衰えますから、適度な運動で骨に刺激を与えてやる必要があります。
ウォーキング
まずは歩くことから始めてみましょう!
最初からランニングやレジスタンス運動は体にも負担になり、継続するのが大変です。
50歳過ぎた方は、一日に8,000歩が目標とされています。ウォーキングは有酸素運動ですので心肺機能の向上・身体機能の向上に効果があります。
水泳
ウォーキングである程度体力が付いたら、プールに入る事をオススメします。
水中歩行は身体の柔軟性が養われ、関節の動きを良くしてくれます。
レジスタンス運動
出典:厚生労働省ホームページ
補足情報(注釈※)
※1 レジスタンス運動とは:スクワットや腕立て伏せ・ダンベル体操などの標的とする筋肉に抵抗(レジスタンス)をかける動作を繰り返し行う運動をレジスタンス運動と言います。10-15回程度の回数を反復し、それを1-3セット無理のない範囲で行うことが勧められます。
出典:厚生労働省e-ヘルスネット