50代からの女性は食事にも注意が必要!
エストロゲンの減少で、体内のコントロールが効かなくなった体は、脂っこい食事や辛い(しょっぱい)食事などが体の中でうまく消化されず、コレステロールや血圧などに影響を及ぼします。
実際私も最近ではあまり多くの食べ物を食べられなくなっています。
たまに外食などをすると、欲張ってしまいあれもこれもと食べるのですが、その報復がすぐに現れてしまいますww
家に帰るなり、トイレに駆け込んでいる自分がとってもみじめになってしまうんです(泣)
それだけ体が「もうこれ以上食べたら命に関わるよ」って警告してくれてるんでしょうね^^;
脂っこい物を食べると下痢するし、辛い物を食べると胃が痛くなってしまいます。
50代の人間は大病にかかりやすいと言われますが、エストロゲンとの関係がかなり重要な課題ですよね。
日頃から食生活の改善を心がければ防げることも沢山あります。
それじゃどうやって改善すればいいの?
塩分を控える
塩分の摂りすぎは、高血圧症の原因の第1位です。エストロゲンの減少で血中のコレステロール値が上がると、動脈硬化になる確率が上がります。また、代謝も衰えるため、太りやくなり、高血圧症になる人が多くなります。
動脈硬化+高血圧=脳梗塞・脳溢血などの要因になります。
塩分は、一日10gぐらいが適度です。
糖分を摂りすぎない
甘いものと肥満は密接に関係がありますね。肥満は多種多様の成人病の引き金となります。
疲れた時に甘いものが欲しくなるのは、エネルギーを使った体が不足したエネルギーを補給するためです。
しかし、女性は特に甘いものを好む傾向にありますが、必要以上に食べてしまうと、動脈硬化、高血圧、高脂血症、脂肪肝などの病気の要因になります。
スイーツはとてもおいしいですが、洋菓子よりも和菓子の方がカロリーも脂質も少ないです。特に餡子は情緒を安定させる働きを持っていますよ。どちらにしても御饅頭だったら一日に1個、ケーキ類も1個食べたら次の日は控える方が健全です。
糖分は、一日に約50gに抑えましょう。
脂肪分は肉より魚・動物性より植物性の油
良質な脂肪分は、肥満や動脈硬化を予防できます。
近年な、大変良い世の中になり、コレステロールゼロの油など、健康に良いものが沢山出廻っています。魚は緑の魚(サバ・あじ・さんまなど)には「エイコサペンタエン酸」が多く含まれています。エイコサペンタエン酸は、善玉コレストロールを増やして悪玉コレストロールを減らす効果があります。
植物油でも「サフラワー油、コーン油、ごま油、オリーブオイル」などにリノール酸が多く含まれ、エイコサペンタエン酸と同じ働きをします。この食品群はおもに「多価不飽和脂肪酸」の多く含んだ食品です。
コレステロールを低下させる働きが大きいので、ダイエット中の方も取り入れています。魚も食べやすくカットされたものも店頭に並んでいますよね。私は魚をさばくのが苦手なので、すぐに調理できるものを買ってきてしまいます^^;
肉でも脂身の少ないものを選ぶようにしています。
食べ盛りのお子さんがいるご家庭では、面倒でも分けて調理するように心がけてください。
食物繊維の多い食物を摂る
食物繊維の豊富な食べ物をご飯の前に食べると、満腹感が出て食べ過ぎに効果があり、動脈硬化を予防してくれます。食物繊維の多い食物は、病気予防の万能薬のようなものです。
少量でも胃の中で膨らむので、満腹感があり、ダイエットにもよく使われています。
また、腸の活動を活発にし、発ガン物質やコレステロール、中性脂肪などの有害物質が腸内にとどまる時間を短縮し、体内に吸収されるのを防いでくれます。
便秘の方にもおススメです。
有害な物質を外に押し出してくれるので、癌・高血圧・高コレステロールなどの予防になります。
カルシュウムをたくさん摂ろう
骨粗しょう症を予防して、イライラを鎮めてくれる作用があります。
更年期の女性は、エストロゲンの減少によりカルシュウムの生成が衰えます。
それは骨粗鬆症から寝たきりになる確率を高めていると言えるでしょう。
カルシュウムの多く含まれている食物を、意識して摂るように心がけましょう。
牛乳・骨まで食べれる小魚の加工品・大豆・海藻類・チーズ・ヨーグルトなど。