高血圧

高血圧|更年期の症状 更年期症状
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閉経期と共に上がるのが血圧です。40代頃から上がり始め、60代では女性のおよそ60~70%の方が高血圧と診断されています。

高血圧とは、血圧測定で最大血圧が140mmHg以上あるいは最小血圧が90mmHg以上の場合の方が当てはまります。

ちなみに私は、子宮・卵巣を摘出してから測った血圧が最大140mmHg、最小85mmHgでした。そしてまだ子宮・卵巣がある頃の血圧と言ったらこれもビックリなんですが、最大が80mmHg、最小が40mmHg ここ強調します。

今はギリギリセーフでしょうか??
微妙なところですね(^^;)

高血圧|更年期の症状

これは自律神経からきていることが多いんです。
45歳前後から卵巣機能が衰え始め、50歳から55歳ぐらいで閉経を向かえます。
卵巣機能の衰えに伴い、脳からの指令ホルモンは卵巣ホルモンを多く出すように命令し脳ホルモンは過剰に働いてしまいます。
卵巣ホルモンは減少し、脳ホルモンが過剰に分泌するとバランスが崩れてくるので自律神経失調症になりやすくなります。

自律神経失調症によって起こるホットフラッシュは、暑くなった瞬間血圧も急激に上昇しているのです。
血圧の上昇によって肩こりや動悸なども起こりやすくなります。
この不安感は私もわかります。

また、こんな風に血圧が上がってくると動脈硬化・心臓肥大・脳卒中・心筋梗塞などの成人病も誘発します。

そして心配になるとまた血圧が上昇するという悪循環をもたらします。

この症状を改善するにはやはりHRT療法(ホルモン補填療法)や抗不安薬や自律神経調整薬などの服用がありますので、専門医に相談する必要があります。

※血圧降下剤(カルシウム拮抗薬)は、自律神経からくる高血圧の場合「頭痛や動悸」が激しくなることがありますので抗不安薬などを併用することもあります。

高血圧に適している漢方薬は柴胡加竜骨牡蠣湯(さいこかりゅうこつぼれいとう)です。

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